企業農業参入

株式会社 LSふぁーむ

(1)参入時期 平成20年度
(2)参入地域 瑞穂市南部
(3)経営概要 水稲・野菜・果樹 40ha

参入地域 瑞穂市南部
経営概要 水稲・野菜・果樹 40ha
所在地 岐阜市薮田南1丁目11番地9号
代表者 小坂井 雅次

参入の経緯と経営の特長

機械設計・人材育成業を営む(株)ロジックソリューションズの農業事業部門として参入。
リーマンショックをきっかけに派遣先の業務が減少し、農業機械の開発をきっかけに農業を開始し、瑞穂市・岐阜市の「人・農地プラン」中心経営体に位置付けられ、地域農業の復興再生と食の安全・担い手・食育・耕作放棄・食糧自給率等、日本の農業界が抱える問題に取り組んでいる。
また、岐阜県産ブランド米「ハツシモ」を使用した『玄米だんご』などの開発・販売事業で農林水産省の6次産業化認定を受けているほか、農業経営人材・就農人材の育成や農業の現場を利用した障がい者の就労支援も行っている。

今後の展望

『玄米だんご』や新商品の『玄米煎餅』の更なる販促活動と、外食産業とのコラボによる「ハツシモ」の寿司米としてのブランド確立と契約生産の実現を通して、新しい農法・農業資材・農業設備の提案や販売にも注力したい。

農業参入を目指す企業へ一言

農業参入する際には、黒字化することが厳しいことを十分理解し、生産計画をしっかりたて、いかに付加価値をつけるかが重要。
また、幅広く栽培するのはいいが、まず自社の農業経営の軸となる作物を確立することも重要。
ビニールハウスでの水耕栽培は比較的収量など安定すると思うが、売り先などは栽培前に確保しておこう。