農業をはじめる

農地を確保するにはどうすればよいですか。

農地の取得については、農地法と農業基盤強化促進法による方法があります。
農地取得については、取得したい市町村の農業委員会にご相談下さい。
また、平成26年から農地中間管理事業により、農地中間管理機構を通して貸し借りを行う制度ができました。新規就農者の場合は、この制度で第3者から農地を借りる事例が増えています。

農業とまではいかないが、まずは市⺠農園から始めたいのですが、どこに問い合わせればよいですか。

一般に「市民農園」は、サラリーマン等の都市住民がレクリエーションや自家消費野菜・花の生産、高齢者の生きがいづくり、生徒・児童等の情操教育等の多様な目的で、小面積の農地を利用して野菜や花を育てる農園のことを言います。

県内には、約140ヶ所が開設されており、多くの方に利用されています。
○参考リンク
[外部]市⺠農園【岐阜県HP】

有機栽培・無農薬栽培をやりたいのですができるでしょうか。

もちろん可能ですが、栽培リスクが⼤きいことや販売先の確保など努⼒が必要です。また、周辺農業者と相互に影響のないように理解を深めることも⼤切です。よく誤解されがちなのは、化学肥料や化学農薬を使わなくてもある程度はできるだろうと安易に考えることです。有機栽培・無農薬栽培で⽣計を⽴てている⽅は、化学的な作⽤も理解した上で栽培しているのです。何より、実践している⽅から教えてもらうのが⼀番です。

⾃⼰資⾦が少ないのですが、農業を始められますか。

制度資⾦の活⽤ができますので、ぎふアグリチャレンジ支援センターや県の関係機関へご相談下さい。ただ、就農しても当⾯の⽣活費などが必要ですので、計画的に蓄えは準備しておきましょう。作物などを出荷するまでは収⼊がないことを忘れずに。
○参考リンク
[外部]支援制度【岐阜県HP】

農業をやりたいのですが、何を作ればよいのでしょうか。

県内には産地がたくさんあります。⼤きく分けると⽶・⻨、野菜、花き、果樹・特産作物、畜産があります。
その中で、あなたが何を⽣産したいか、何が好きかをイメージすることが⼤切です。地域で盛んな作⽬を選択するのも良いでしょう。
○参考リンク
ぎふの農業 (当サイト内)

農業をやりたいのですが、どこに相談すればよいのでょうか。

まずは、県の新規就農の総合相談窓⼝であるぎふアグリチャレンジ支援センターへご相談下さい。就農へ向けた情報提供や⼿助け行います。
また、⼀般企業による農業参⼊相談については別の相談窓⼝がありますので、そちらへご相談下さい。

農業体験や田舎体験、援農活動をするには?

就農準備に際して情報収集が必須ですが、就農検討時に描いている「農業のイメージ」と、「就農後の実態」のミスマッチを防ぐためにも、体験してみることをお勧めします。
時間が無い場合は、リアルな体験談を知るセミナーなど各種イベントや、ご自宅からオンライン開催などに参加してみるのも良いでしょう。

①農業インターンシップ(農業法人での就業体験)
週末、休暇を利用して農業体験をしてみましょう。
〇参考リンク
農業を始めるために(当サイト内)


 
②移住就農・田舎生活の体験
移住のイベントやセミナーに参加して現地の情報や支援の情報を集めましょう。
情報収集については、県公式ホームページ【岐阜県への移住・定住ポータルサイト「ふふふぎふ」】もご活用ください。
〇参考リンク
[外部]岐阜県への移住・定住ポータルサイト「ふふふぎふ」 

 

③援農活動
正社員・パート・パート・アルバイト・ボランティアなど、援農には多様な活動種類があります。
岐阜の農業を盛り上げ、次代に繋げていただくためにも、県内各地域で意欲のある方の参加を募集
しています。求人募集の情報など各サイトをご覧ください。
〇参考リンク
農業法人等に就職したい(当サイト内)
JA関連支援情報(当サイト内)

就職

農業法人に就職したいが、どう調べればいいですか?

各種の就農求人サイトでご自身に合った就職先をご検討ください。
〇参考リンク
農業法人等に就職したい(当サイト内)

移住

岐阜県に移住したいが、どこに問合せをすればいいですか?また、助成制度も知りたいです。

岐阜県への移住・定住にご興味の方は、
県公式ホームページ【岐阜県への移住・定住ポータルサイト「ふふふぎふ」】をご覧ください。

また、岐阜県では東京・名古屋・大阪に移住相談窓口を設置し、東京・名古屋には岐阜県専属の移住相談員が常駐しています。岐阜県への移住に関してお悩み事があれば、お気軽に相談窓口へお問合わせください。お問い合わせ先につきましては、ポータルサイト「ふふふぎふ」をご覧ください。  
岐阜県への移住・定住ポータルサイト「ふふふぎふ」(外部リンク)

技術・知識

技術や知識などはほとんど無いのですが、どのように習得すればよいですか。

⾃分で勉強することも⼤事ですが、研修拠点や農家の⽅に教えてもらうことが⼀番です。研修などで体験することで、技術や知識は⾃然と⾝に付きます。各地域就農支援協議会がサポートしてくれます。段階に応じた研修制度もありますのでご活⽤下さい。
○参考リンク
新規就農研修研修(当サイト内)
研修拠点(当サイト内)

販売

販売はどうしたらいいの?

農畜産物の販路は「市場出荷」と「市場外出荷」の2つに大きく分かれます。
「市場出荷」は、各地の卸売市場へ出荷することを言います。JA経由が一般的です。一方、「市場外出荷」は、消費者へ直接販売・量販店(主にスーパー)等との契約販売・業務加工業者(外食向けなど)との契約販売・地域の直売所、など様々なルートがあります。      
事業を開始する場合、個人であっても経営者として、安定収入を得るための販売計画の策定は必要です。そのためにも、就農地ごとの地域事情や既存ビジネスモデルの研究など、様々な角度から就農前に情報収集し、農業における販売の実態を知りましょう。
また、販売計画の策定には、事業全体の計画から検討してみることが重要です。