株式会社和仁農園

代表者
和仁 松男
所在地
高山市上宝町見座200番地
経営内容
(1)参入時期 平成21年度
(2)参入地域 高山市上宝町・飛騨市神岡町
(3)経営概要 水稲 33ha

参入の経緯と経営の特長

北アルプスを間近に望む山間地という立地条件を活かし、地域農業を産業として活性化させるため、平成14年度から建設業を営む社長個人として農業に取り組み、平成21年度に(株)和仁農園を設立し、平成22年度に認定農業者となり、本格的に農業に参入した。
建設業のノウハウを生かし、建設機械や作業員の活用に加え、建設業で培った工程・品質・原価・安全管理を取り入れた記録作成などの手法を導入。
既存の農法にとらわれず、良食味米生産への研究を重ねて品質向上に努め、「米・食味分析鑑定コンクール総合部門」で5年連続入賞。
「ダイヤモンド褒賞」を受賞し、全国で7人目の「名稲会」の会員になった。

また、地域で発生する生ごみや畜ふんを使用し、自社にて製造した堆肥を活用することによる循環型社会の構築や、自社米を使用した米粉製品を開発販売する6次産業化への取り組みをはじめ、行政やJA、地元農業者とも連携し、高食味飛騨産米のブランド化を推進するプロジェクトにも積極的に取り組んでいる。

今後の展望

自社にて開発した稲作業務管理ソフト【らくかる管理人】や、自動操舵式水田内除草ボート【草取まつお】、【水田用水自動止水装置】など、農業のICT(情報通信技術)を活用したコストの削減計画や、作業工程・原価・品質・労務などを厳格に管理した企業農業の確立、市場が米作りに求めている農作業情報の「見える化」を敢行すると共に、故郷を守る取り組みとして当該地区(上宝町)を日本一美しい田舎にするための尽力を惜しまず、「田舎の町医者」を目指して地域に貢献していく。

農業参入を目指す企業へ一言

●社長より
田舎と呼ばれる中山間地を守るには、農地の保全と厳格な管理が必要です。
その農地を守るには稲作農家の自立が必要です。
知識の上に果敢な改革と成長を目指して努力を重ねなければなりません。
日本を守るのは地方の再生と成長です。

●担当者より
水稲栽培は平野部と中山間地など、参入する地域によっては経営戦略や方針内容が大きく変わる為、継続的経営を目指すには事前に充分な参入計画が必要です。